気象庁は23日、2019年の年平均気温が過去30年間(1981~2010年)の平均値を0・92度上回り、1898年の統計開始から最高値を更新する見込み、と発表した。世界の年平均気温も0・42度上回り、1891年以降で2番目に高い値だった。地球温暖化と、昨年秋から今年春まで続いたエルニーニョ現象の影響とみられる。
気象庁によると、日本の年平均気温はこれまで2016年が過去30年間の平均値より0・88度を高く、過去最高だった。温暖化に加え、ラニーニャ現象やエルニーニョ現象など数年から数十年単位の自然変動が影響を与えているとみている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル